私が最後に勤めていた学校で、一番懇意にしてくださっていた先生から久しぶりにLINEでメッセージをくださり、大阪で一度食事をし、今回の来備が具体的に決定。

その先生はもともと、古民家とか移住とかにも興味がおありで、私の備前邸にも前から来たがってらっしゃったんですよね。

食事をした時に、来備のある程度具体的な日時を決定し、今日に至ったわけです。


☆☆☆☆☆☆☆


で、当初は10:40くらいに香登駅に到着予定だったんですが、JR神戸線で遅れが発生し、乗り換えがスムーズにできなかったそうで、予定よりは30分ほど遅れての到着となりました。

で、とりあえず色々な話をしながら、のんびり畠田の町並みを散策しながら備前邸へ。

畠田の街並みもいたくお気に入りのご様子。


その先生は庭にも興味をお持ちだったので、一通り庭木についても説明してから家の中へ。


五右衛門風呂屋作り付けの水屋を見たりしながら一階をご覧になりながらも、建具にも結構詳しかったので逆に私に説明してくれたりしました。


そして、最も興味をお持ちの様子だった屋根裏部屋をご案内。


そしてこちらでは、反対に私が「あと何回くらい漆喰を塗るんですか?」などと質問され、私はそれに答えるって流れに。

屋根裏部屋には、結構長い時間いました。


で、小高い山の中腹にある神社に移動し、畠田全体を眺めたりしながら伊部へ向かうために再び香登駅へ。


13:30くらいに香登駅を出る電車で、この段階で私たちお腹をすかせていたので、伊部散策の前に「MEAT UP 備前」でランチを食べることに。



で、私たちは2人とも「ハンバーグ」にしました。

MEAT UP 備前 ランチ ハンバーグ


もうね、口に入れた瞬間、

和牛感

ハンパない! 

先生も「美味しい!」って言ってはりました。

お皿はもちろん備前焼です。

そしてたまごスープも、時々ある玉子がチロッとしか入ってないスープではなく、これでもかってくらいふんだんに入ってて、贅沢感を感じました。


で、店主さんとちょっとお話ししたんですが、「ブログを見て来てくれたお客さんがいましたよ。」ってことで、超嬉しかったです。

私の発信を通してちょっとでも備前市に貢献できてるかもしれない、っていう自己満足を得られるわけですからね〜


そのあと、伊部の備前焼のお店を散策。


今回は6軒くらい回りました。

というのも、今回いらっしゃった先生は陶芸も嗜まれる方で、焼き物については多分私よりも詳しく、色々と見て回りたいってことだったので。

それに加えて料理もかなりなさるので、何軒かのお店で「器」をいくつかご購入。


最後に行ったお店を出て伊部駅に移動したところ、ちょうど赤穂行きの電車がもう直ぐ来るってタイミングだったので、日生に移動。


ただ、まだ晩御飯には早い時間だったので、日生の町を散策することに。

日生って結構こじんまりしているので、見て回るのにそんなに時間はいらないのですが、のんびりブラブラ歩いて来ました。

車の往来の激しい道を避けて、まさに「港町」って感じの狭くて勾配がある路地を散策。


で、「上内」さんに到着。



最近この「上内」さんが、関西からのお客さんを案内するお店の鉄板になりつつあります。


まず、先付けから。

日生 上内 太刀魚とタコの酢の物 エビの煮物


こちら向かって左が「太刀魚、チヌ(黒鯛)の皮の湯引き、タコの酢の物」、右が「エビの煮物」です。
 
次に、お造り。

日生 上内 お造り コショウダイ 鰆 太刀魚 鱧


左から、コショウダイ、上がサワラ、下が太刀魚、鱧の湯引きです。

 
煮付けは、連子鯛。

日生 上内 連子鯛の煮付け


そして、天ぷらはウオゼってお魚で骨まで食べられました。 

日生 上内 ウオゼの天ぷら


あとは、ご飯と香の物、赤だしとフルーツで終了。 

こんだけ食べて2000円っていうのが、ありがたすぎます。 


☆☆☆☆☆☆☆


で、この先生とは9時間強一緒にいたんですが、その間ずーっと喋りっぱなし。

なので話題も陶器、磁器、器、100均の食器、料理、魚のさばき方、海産物、美味しいお店、古民家カフェ、映画やドラマで使われたお店、映画、ドラマ、動画のサブスクリプション、脚本家、小説、日本各地の港町、旅行(国内も海外も)、スペイン語、生ハム、チーズ、コーヒー、日本家屋、レトロ雑貨、京都、大阪のデパート、日本経済、高齢化、空き家問題、地方の公共交通機関、認知バイアスと消費行動などなど。

ジャンルもバラバラで、会話の方向性も全くない、まさに「雑談」!

この先生っていろんなことに興味があり、ありとあらゆるインプットを常にしているため、私の思いつきの発話に全てついてこられるどころか、私が全く知らないことを知ってたり私よりも相当詳しかったりするんです。

で、今回改めて思ったのが、そういう人と話をすると

超心地いい

ってこと。

時々、「相手が知っていることは大抵私も知っていて、逆に私が知っていることをあまり知らない」人がいて、そういう人と雑談をする時に私が「◯◯ってご存知ですか?」って聞くと大抵「いや、知りません。」と返って来て、そこで会話が終了してしまうんです。

でも、この先生はそういうことが一切なく、話してて楽しいんですよね。 


まあ先生の職場などの話は出たものの、おそらく先生も私と同様「日本語教師としての意識が弱い日本語教師」だと思うのですが、日本語教育の話はほぼ皆無でした。


いや〜また近々来ていただきたいです。


それと、私の「発信」に絡んだ備前焼関連と日本語教育関連のお仕事が舞い込みそうな話がこの時にあったことを受けて、その先生も今まではあまりやってこなかったネット上の発信を前向きに考えてらっしゃったのも印象的でした。


以上、akkyでした!


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