昨日2月24日、日生のかき祭に行ってきました。

で、思うところを3つほど書きます。


☆☆☆☆☆☆☆


1 地元の味を堪能したいためだけなら、平日がオススメ


もうね、人出がすごくて五味の市周辺は人口密度エグかった!

まず、岡山から移動して、到着した時の日生駅の様子、こんなんです。

2019年 日生かき祭 日生駅1


私、日生駅にこんなに人がいるのを見るの、生まれて初めてです。 

で、先日書いたルートで行こうかとも思ったんですが、すごい混んでそうだし交通量も多そうだったので、全く別ルートの山側の裏道から抜けることに。

いつもより車の往来は多かったですが、やっぱりこっちの方が空いてました。

2019年 日生牡蠣祭 裏道


なかなか風情のある景色じゃないですかね? 

船着場あたりも、人の往来自体はありましたが混んでるって感じでもなく。

DSC_0231


で、ここから3分くらい歩いた五味の市に着いたところ。
 
2019年 日生かき祭 カキオコ 行列


これ、人気のカキオコのお店に並んでる行列です。

備前市でこんな長い行列見たのも、生まれて初めて。


かき祭での色んな人の会話を聞くともなく聞いた結果、おそらく去年(少なくとも数年前)まではこんなに人が多くなかったんじゃないか、という結論に達しました。


どんな会話を聞いてそう思ったかというと、何人かの人が、

「去年まではここ(五味の市の敷地内の駐車場)に、車止めれとった(止めることができていた、の意。岡山弁のⅡグループの可能系は、基本「ら抜き」)。」

って言ってたから。


で、今年こんなに来場者数が増えた理由の推測を含めて、思ったことを次に書きます。


2 運営側とJRはSNSの影響なども考慮して、色々予測したら?


今年こんなに人が増えたのは、やはりSNSが関係してるんじゃいかと私は考えます。

特に、instagram は一昨年から去年にかけて、かなり幅広い層に浸透したんじゃないかと思っていて、その写メを拡散する人/受け取る人が増えたってことが影響してるんじゃないかってこと。

牡蠣自体がインスタ映えするかどうかは置いといて、他にも様々な種類の屋台が出店したり、天気も良く自撮り日和だったってことも関係しそうです。


五味の市の屋台の様子は、牡蠣関連の屋台には長蛇の列で、人気店ともなると上記の画像のような状態。

これ、多分店側はここまでとは思ってなかったんじゃにかって気がします。

でも、どのくらいお客さんが来るかっていう基本的な予測を外してしまうと、多大な機会損失が発生してしまいます。

例えば、カキオコであれば売れてもせいぜい300って予測していて、でも実際はもっとたくさんのお客さんが食べたいと思ったって状態を仮定すると、途中で売り切れちゃったけど本当はあと200人の人がいたなら、200人分の売り上げが機会損失になっちゃいます。

300ー200って計算になるので、計上的には100人の売上にしかならないんです。


また、そんなに忙しくならないと思って店舗に2人しか投入しておらず、実際はドンドコお客さんが来てオペレーションが悪くモタモタしてたら、待ちきれなくて他の所に行くお客さんも出て来るだろうし、お客さんの回転も悪くなるので、こういうことでも機会損失が発生します。


あと、JR西日本さん!

お願いしますよ〜

おそらくこちらも人出は例年通りだと予測していたらしく、

  • 臨時列車も出さず(基本的に、上りも下りも1時間に1本)
  • 車両の数も増やさず

という状況の結果、帰りのホームこんな感じ。

2019年 日生かき祭 日生駅 ホーム2


これ、ホームの半分だけで、この画像の左側に同じくらい人がいました。
 
おまけに次に来た岡山行きの電車、2両編成っていう・・・


まあ混雑はしてましたけど、ラッシュ時の御堂筋線ほどでもなかったです。(大阪以外の人、分からなかったらすみません!)

それと、券売機も1台しかないので、切符を買うために人がたくさん並んでるっていうカオス。

みなさん、ICOCA使いましょうね。


駅員さんも明らかに人の多さに動揺していたんですけど、3人も必要だったのかなとは思います。

だって明らかに、切符をもらうのは1人で十分そうだったから。


おそらく今までの状況とは異なり、こういうイベントには一気に人が押し寄せるかもしれない、っていう前提で予測した方がいいんじゃないんですかね?


3 かき祭に出店した備前市のお店は今回の客層と普段の客層は分けて考えた方がいい


大変申し訳ない書き方になりますが、今回長い行列に並んでいた客層っていうのは、「いつもの価格より安くなっているから、いくら時間がかかっても並んでいる人たち」です。

なので、そういう人は割安になっていない普段は買いに来ない客層であると言うこともできます。

この2つの客層を一緒くたにして考えてしまうと、経営ミスにつながります。

なので、その時々によってターゲットを変えた方がいいように思います。


☆☆☆☆☆☆☆


で、お昼時に私がいただいたのがこちらの2つ。

2019年 日生 牡蠣祭 トルネケバブ トルコ


2019年 日生 牡蠣祭 海鮮焼きそば



トルコのトルネケバブ(お店のお兄さん、トルコ人っぽかった!)と、海鮮焼きそば。

トルネケバブの完成品の画像がないのは、食べてる時に両手を使う必要があって撮れなかったからです。

それと、海鮮焼きそばって言葉でお分かりのように、牡蠣入ってません。


今回かき祭についてのエントリなのに、牡蠣が一切出て来ないことになってしまいました。

だって、牡蠣関連のお店結構並んでて、「並んで長時間待つ」ってことが年々できなくなって来てる私にとっては、かなりハードルが高いんだもん。


さすがにお土産でも買おうかと五味の市の店舗内に入ったところ、こちらもえらい人だったので瞬時に外に出ました。
 


今回のかき祭で、地元のイベントを楽しむってことが、以前ほどのんびりゆっくりできなくなって来てるんだな、ってことを理解しました。

まあイベントによっては今でもそういうものはあると思うので、そこがまた二極化するのかな、とも。


いや〜学んだことも多かったけど、疲れました。


以上、akky でした!


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