もう今年も3分の2が終わってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今年の初めにやろうと思ってたことは、どんな具合でしょうか?


さて、もう2ヶ月も前になりますが、元NHKのアナウンサーで今はフリーで活躍されている堀潤さんのイベント「伝えるひとになろう講座」に参加してきました。

開催場所は広島だったので行ってきたんですが、おそらく10年以上ぶりです。

その当日のちょっと前に、例の西日本の豪雨災害があったので行けるかどうか分からなかったのですが、ギリで参加できました。


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話はちょっと逸れるんですが、広島の友人と岡山の観光スポットの話になり「後楽園」が話題になると、決まって「広島には後楽園に勝るとも劣らない『縮景園』があるんじゃ!」と張り合って来るので、行ってきたりました。縮景園。

2018年 縮景園


非常に綺麗だったし、後楽園ってわりと市街の中心部からは若干外れた所にあるんですが、縮景園はすぐそばにビルなどが立ってたりして、都会のオアシス的な印象を受けました。 

上の画像は、パノラマにしてスマホを持ってグルーっと回転して撮影。 


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で、本題の「伝えるひとになろう講座」何ですが、私はこの講座に参加する前段階の準備として、同名の堀さんの著書を読んでおきました。

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堀潤の伝える人になろう講座
堀 潤
朝日新聞出版
2018-03-07




 

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堀潤の伝える人になろう講座 SNSで一目置かれる [ 堀潤 ]
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SNSで一目置かれる 堀潤の伝える人になろう講座【電子書籍】[ 堀潤 ]
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 非常に読みやすいし、内容も示唆に富んでいるのでオススメです。

また、発信している人にとってはもちろんどういう部分に気をつけて発信したほうがいいかってこともわかるし、発信はしてないって人も情報を受け取る時にどんなことに気をつければいいかってことが分かりやすく書いてあります。


それと、発信したい、あるいは発信しないといけない立場なんだけど、何をどうしていいのか分からない人にも得るものが多い書籍だと考えます。

2拠点生活をしている関係上、観光や移住を担当している自治体の方とお話しする機会が多いんですが、彼らが決まって言うのが「発信が弱いんですよね〜」とか「発信するのが苦手なんですよね〜」っていうものなんですが、私からはそもそも発信しているように見えない、もっと書くと発信してないよねって場合も多いので、そういう人が読むのも有効です。

 
それと、私が非常に価値が高い情報だと思ったのが、色々なSNSの世界規模の利用者数から示されるマーケットの大きさ。

Facebookは何億人が利用してて、Youtubeは何人の人が利用しているかなどの数字です。

これは、これから発信しようとしている人にとっては、どのSNSをターゲットにしていけばいいのかと言う重要な指標になりそう。


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で、当日。

私は広島市内の地理があまりよく分かっていないので、タクシーで現地へ。

ハチドリ舎っていうお店でした。

2018.7.13 伝える人になろう講座 広島 ハチドリ舎


以前は雀荘だったところをリノベーションしたそうなんですが、非常に居心地の良い空間でした。


内容としては、上記の書籍の内容と重なる部分が多かったです。

書籍もこの講座も最もメインの部分は、

  1.  小さな主語 > 大きな主語
  2.  fact > opinion
  3.  言葉の因数分解

だと、私は理解しました。 

興味がある人は、是非著書を読まれるか講座に参加してみてください。


この講座で非常に共感したのが、堀さんも「発信する価値」を非常に高く評価していたこと。

私もブログを書いていて思うのが、もし私が全く何もネットで発信していなかったら私の持っている情報や意見はリアルの周りの人にしか届かないけど、ネットやSNSで発信すればこちらが全く想定してなかったような人にまで届くことがある、ってこと。

こういう現象って、ここまでネットやSNSが発達する前にはあり得なかったことですもん。


逆にちょっと私は意見が異なると思ったのが、「 fact > opinion」の部分。

もちろん堀さんも頑なに事実の方が重要っておっしゃってる訳ではなく、主観的な意見でも事実や根拠に裏打ちされていれば問題ない、っていうスタンスだと私は受け止めました。 

でも私としては、根拠が存在した上での意見が重要というよりは、同じ根拠を前にしてもその人独自の感じ方や意見があるっていうほうに価値を感じます。

その点において、私は堀さんとは若干意見が違うんです。

やはり堀さんはジャーナリストで報道する人であり、一方で私はブログを書く日本語教師であるっていうことがこの違いを生んでるように思います。


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以上のことを踏まえて私が考えたのは、

私のブログをメディアにすればいいんだ

ってこと。 


超零細メディアですけど。 

「伝える人になろう講座」に参加したのはだいぶ前なのに、最近になってこう思うようになったきっかけは、このエントリ(→岡山県備前市伊部の街並みのみをご紹介)への書き込みを読んだから。

「備前市を取材する」っていう、私の中に全く無かった発想をしてくれた読者の方がいたんですよね。


それまで私は、自分が見聞きしたものやそれについての感想や意見を発信しようと思ってブログを書いてきたので、「取材する」っていう発想は皆無でした。

でも、取材ってことをしてもいいよねっていうか、取材するっていう新しいタイプのエントリもかけるんだってことに気づきました。

そして、このことは堀さんの目指す方向とも必ずしも遠くないんじゃないか、という気もしています。


取材するってことを通して備前市に貢献したり、本来もっと評価されるべき部分にスポットを当てたりすることも可能になってくるんじゃないかと思って、ちょっとワクワクしてます。


自分でも不思議なんですが、私が興味を持つもの、例えば「伝えるひとになろう講座」や備前市の外への発信など、一見バラバラに見えるものがそれぞれ結びついてきてる感覚を覚えます。


そして、これから何がどうなっていくのかっていうことについても、全く予想はできないんですが、それが逆に楽しみでもあります。


「伝えるひとになろう講座」に参加したからこそ、こういう思考になれたと思っています。


堀さんはじめ、この講座で関わってくれた方全員にお礼が言いたいです。


以上、akky でした! 



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