こんなニュースがありました。
これ、備前市が 小中学校の給食費を無料にしていたものを、来年度から世帯全員がマイナンバーを取得した場合にのみ適用されるっていうニュースです。
これを読んだあなたは、この方針に賛成?反対?
ちょっと話は変わりますが、この私のブログには「高校生支援」ってカテゴリーがあり、さらにその中に「思考の方法」ってジャンルも設けています。
これは、備前邸にバイトに来てくれていた当時高校生の男子たちをはじめ、それ以外にも私のエントリの中の情報や考え方などを面白いと思ってくれる若い世代の人のためのカテゴリーです。
なので、今回は施工の方法というよりちょっと一歩進んで「自分の意見を表明する」ってことがどういうことなのかを理解してもらえたらいいなと思って書いてみます。
私の意見は超明確。
結論から書くと、私はこの方針を全面的に支持します。
その理由を書いていきます。
理由1 マイナンバー取得の流れはもはや不可逆だから
国が積極的に自国民にマイナンバー取得を呼びかけ奨励する流れって、常識的に考えて可逆的だと思います?
こんなニュースがあります。
この事実、ご存じでした?
今年(2023年)の1月6日の段階で、マイナンバーを所有する人は運転免許を所有する人より多くなってるんです。
しかも増加のペースが速い。
このぶんだと遅かれ早かれほとんど全ての国民がマイナンんバーを取得する流れになるんじゃないでしょうか?
もちろん、「絶対に取得しない!」っていうのも個人の自由だと思いますが、 日本人って自分の周りのほとんどの人が何かをやっていて自分がまだやってないと、「自分もやらなきゃ!」って不安になる国民なので、現在取得の拒否を頑張ってる人も、周りの人がみんな所有すれば大人しく同様の行動を取るんじゃないか、とは思いますけど。
理由2 実は市民は選べる立場だから
これ、結構理解していない人が多そう。
っていうか、勘違いしている人が多いのかも。
今まで無料だった給食費が新年度から世帯全員のマイナンバー保有という条件ができたため、後出しジャンケン的に考えている人がいるのでは?
これ、そういうことじゃないんです。
まず、冒頭のニュースの中では、
と書かれています。
ならば当然、備前市としては「マイナンバー取得は市民にとってハードルが低い行為である」という前提に立って考えるのも無理はないのではないでしょうか?
後出しジャンケンではなく、むしろ
そこまで行動ハードルが高くないことを条件に給食費無料を継続する狙いがある
と考えたほうが自然です。
常識的に考えても「マイナンバー取得は無理難題」ですか?
その上で、忘れてはならないことは、(今のところ)住民はマイナンバーを取得するかどうか選べる立場であるってこと。
自治体といえども個人の自由意志を妨げることはできませんから。
つまり、
マイナンバーを取得しない自由は住民にある、とはいえ、その選択をした場合給食費無料というメリットを享受することはできませんよ
ってだけの話なんです。
考えてみたら、こういう状況に似たようなことって世の中にたくさんあります。
単純化すると、
A(利益)は欲しいけどB(義務や必要性のあることなど)はしたくない
といったようなこと。
例えば、
・痩せたいけど、暴飲暴食をやめる気もなければ運動する気もない
・一流大学に合格したいけど、苦手な勉強をするのは嫌だ
・管理職になりたいけど、何かあった時に責任を取りたくない
といったようなこと。
以前から書いているように、こういう関係をトレードオフと言います。
あちらを立てればこちらが立たず、的な。
備前市の方針に対して、「公平さに欠ける」という意見もあるようですが、私は例えば3番目の例に挙げたような人が管理職になっているにも関わらず何かあったら部下に何もかも押し付けて全く責任を取らずにいる、というようなことのほうがアンフェアだと考えます。
同様に、マイナンバーを取得するという若干ハードルが高い行為を行った人と何も行っていない人を同等に扱うことのほうが不公平では?
☆☆☆☆☆☆☆
以上のような理由で、私は今回の備前市の方針に賛成します。
因みに、私は個人的にマイナンバーが普及したほうが日本社会全体のメリットが大きいと考えていて、その理由もいくつかあります。
ただ、それはあくまで日本全体にマイナンバーが普及したほうがいい意見の理由であって、今回の備前市の方針に対する意見とは関係ないので、書きませんでした。
このあたりの違いもきちんと「分けて」考えられるようになればいいなと。
今回書いたこのエントリの私の意見ですが、これが唯一無二の正解というわけではありません。
なので、異論や反論が出てくるのは当然でしょう。
それは重要ではなくて、誰かの受け売りなどではなく最初は稚拙であっても自分の頭で考えて、その結果自分の意見を持つってことが大事なんです。
今回はそのことも知ってもらいたかったので、こういうエントリを書いてみました。
あなたは今回の件について、どう思いますか?
以上、Akkyでした!
生き方ランキング
これ、備前市が 小中学校の給食費を無料にしていたものを、来年度から世帯全員がマイナンバーを取得した場合にのみ適用されるっていうニュースです。
これを読んだあなたは、この方針に賛成?反対?
ちょっと話は変わりますが、この私のブログには「高校生支援」ってカテゴリーがあり、さらにその中に「思考の方法」ってジャンルも設けています。
これは、備前邸にバイトに来てくれていた当時高校生の男子たちをはじめ、それ以外にも私のエントリの中の情報や考え方などを面白いと思ってくれる若い世代の人のためのカテゴリーです。
なので、今回は施工の方法というよりちょっと一歩進んで「自分の意見を表明する」ってことがどういうことなのかを理解してもらえたらいいなと思って書いてみます。
私の意見は超明確。
結論から書くと、私はこの方針を全面的に支持します。
その理由を書いていきます。
理由1 マイナンバー取得の流れはもはや不可逆だから
国が積極的に自国民にマイナンバー取得を呼びかけ奨励する流れって、常識的に考えて可逆的だと思います?
こんなニュースがあります。
この事実、ご存じでした?
今年(2023年)の1月6日の段階で、マイナンバーを所有する人は運転免許を所有する人より多くなってるんです。
しかも増加のペースが速い。
このぶんだと遅かれ早かれほとんど全ての国民がマイナンんバーを取得する流れになるんじゃないでしょうか?
もちろん、「絶対に取得しない!」っていうのも個人の自由だと思いますが、 日本人って自分の周りのほとんどの人が何かをやっていて自分がまだやってないと、「自分もやらなきゃ!」って不安になる国民なので、現在取得の拒否を頑張ってる人も、周りの人がみんな所有すれば大人しく同様の行動を取るんじゃないか、とは思いますけど。
理由2 実は市民は選べる立場だから
これ、結構理解していない人が多そう。
っていうか、勘違いしている人が多いのかも。
今まで無料だった給食費が新年度から世帯全員のマイナンバー保有という条件ができたため、後出しジャンケン的に考えている人がいるのでは?
これ、そういうことじゃないんです。
まず、冒頭のニュースの中では、
12月末時点で備前市のマイナンバーの交付率は67.6%で、岡山県の市町村の中で最も高くなっています。
と書かれています。
ならば当然、備前市としては「マイナンバー取得は市民にとってハードルが低い行為である」という前提に立って考えるのも無理はないのではないでしょうか?
後出しジャンケンではなく、むしろ
そこまで行動ハードルが高くないことを条件に給食費無料を継続する狙いがある
と考えたほうが自然です。
常識的に考えても「マイナンバー取得は無理難題」ですか?
その上で、忘れてはならないことは、(今のところ)住民はマイナンバーを取得するかどうか選べる立場であるってこと。
自治体といえども個人の自由意志を妨げることはできませんから。
つまり、
マイナンバーを取得しない自由は住民にある、とはいえ、その選択をした場合給食費無料というメリットを享受することはできませんよ
ってだけの話なんです。
考えてみたら、こういう状況に似たようなことって世の中にたくさんあります。
単純化すると、
A(利益)は欲しいけどB(義務や必要性のあることなど)はしたくない
といったようなこと。
例えば、
・痩せたいけど、暴飲暴食をやめる気もなければ運動する気もない
・一流大学に合格したいけど、苦手な勉強をするのは嫌だ
・管理職になりたいけど、何かあった時に責任を取りたくない
といったようなこと。
以前から書いているように、こういう関係をトレードオフと言います。
あちらを立てればこちらが立たず、的な。
備前市の方針に対して、「公平さに欠ける」という意見もあるようですが、私は例えば3番目の例に挙げたような人が管理職になっているにも関わらず何かあったら部下に何もかも押し付けて全く責任を取らずにいる、というようなことのほうがアンフェアだと考えます。
同様に、マイナンバーを取得するという若干ハードルが高い行為を行った人と何も行っていない人を同等に扱うことのほうが不公平では?
☆☆☆☆☆☆☆
以上のような理由で、私は今回の備前市の方針に賛成します。
因みに、私は個人的にマイナンバーが普及したほうが日本社会全体のメリットが大きいと考えていて、その理由もいくつかあります。
ただ、それはあくまで日本全体にマイナンバーが普及したほうがいい意見の理由であって、今回の備前市の方針に対する意見とは関係ないので、書きませんでした。
このあたりの違いもきちんと「分けて」考えられるようになればいいなと。
今回書いたこのエントリの私の意見ですが、これが唯一無二の正解というわけではありません。
なので、異論や反論が出てくるのは当然でしょう。
それは重要ではなくて、誰かの受け売りなどではなく最初は稚拙であっても自分の頭で考えて、その結果自分の意見を持つってことが大事なんです。
今回はそのことも知ってもらいたかったので、こういうエントリを書いてみました。
あなたは今回の件について、どう思いますか?
以上、Akkyでした!
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