新生活になり、アルバイトを初めて行うって方も多いでしょう。
そこで、今回はバイト選びについて書いてみます。
☆☆☆☆☆☆☆
最近、大学生の方達と接する機会が多いのですが、彼らはかなりの割合で
アルバイトを1か所でしか行っていない
んです。
私はこの状況はめっちゃもったいないと考えます。
なぜなら、
他の選択肢が無いってことは、その仕事内容が自分にとって価値があるか、あるいは向いているかどうか分からない
から。
つまり、
ジャンルの異なる仕事をすることによって、自分がどんな仕事にやり甲斐を感じたり楽しめたりするのかってことが分かる
んです。
基本的に、選択肢が他にないと、それが自分にとってどんな価値があるのかが理解できません。
この原則は他のことにも当てはまります。
例えば、居住地。
地元から一度も出たことがない人は他のエリアと比べることができないので、地元が自分にとって最適な場所なのかどうかが分かりません。
もっと範囲を広げて考えると、海外に住んだことがない人は日本を客観的に観たり他の国と比べることができないので、本当の意味で日本の長所や短所が分かってないんですよね。
日本のパスポートは世界最強と言われているにも関わらず日本人の70%が海外旅行すらしたことがないってデータもあり、そういう人は結構多いんじゃないでしょうか。
この点において、日本語教師はそのほとんどが海外生活経験者なので、一般の日本人とは異なり若干特殊かも、とか思ったりします。
☆☆☆☆☆☆☆
私は学生時代に、おそらく10個以上アルバイトを経験しました。
イタリア料理店のホール、家庭教師、テレアポ(今はさすがに存在しない?)、チラシ配り、家電量販店のスタッフ、バーテンなどなど。
これらのアルバイトを経験することによって、この仕事は自分には向いてないなとか、自分はこういう仕事には全くやり甲斐を感じないな、などということを理解していきました。
例えばテレアポは、仮に私の電話で契約が成立したとしても私への評価が高くなるなどということはありません。
もっと大きいのが、その仕事をしたところで何らかのスキルが上がるわけではない、ってこと。
私は一石二鳥的なことが好きなので、1日のかなりの時間を充てるバイトで何のスキルも身につかないってことが非常に勿体無いと考えます。
やはりお金を稼ぎながらスキルも身に付くっていうのが理想的。
この点において、日本語教師は私にとって非常に良いお仕事だったと言えます。
そして、同じジャンルの職業でも学べる職場と学びが得られない職場というのがあります。
飲食店などわかりやすいと思いますが、一流ホテルのレストランとそのエリアに競合がいないからってだけで商売が成り立っている設備投資も自己投資も全くしないようなお店とは天と地ほどの差があります。
ホテルのレストランについて書くと、フランス料理と和食とで特に学びが多くなりそう。
ワインや日本酒は種類が多く色々複雑ですし、調理法なども細かい違いがあったりしますし。
ちなみに和食は「煮る」系の調理法の種類が多く、一方のフランス料理は「焼く」系の種類が多いです。
こう考えると、中華料理は料理名がそのまんま料理の説明になっているので、学びという観点から考えると若干弱いかも。
サービスだけでなく将来飲食店を経営しようと思っている人は、私は個人的にそのエリアには存在しないジャンルの料理を提供している店でキッチンとして働くのもいいんじゃないかと考えています。
地方にはエスニック料理や中南米の料理、個人経営のハンバーガー屋、生パスタの店、すき焼きやしゃぶしゃぶ料理、料亭、ピンポイントのスイーツ店(フルーツ大福専門店など)といったお店が少ないという印象を私は持っています。
なので、そういう店を経営すれば競合がいないので、非常に有利なビジネスが展開できそう。
というわけで、そういうお店のキッチンとして働きながら、調理とその周辺のノウハウもゲットできるんですよね。
また、コンピューターのシステム構築の道に進もうと思っている人は、コンビニバイトも有効になります。
なぜなら、コンビニはシステムが利用されてる最前線の現場だから。
コンビニだったら、まあ大体どこの自治体にもありますし。
☆☆☆☆☆☆☆
このエントリの冒頭に書いたように、1か所でしかバイトをしないのは勿体無いです。
ただ、気をつけないといけないことが1つあります。
それは、最初に始めたアルバイトの職場は時間の経過や仕事の慣れと共に居心地が良くなってしまい、わざわざ他の職場で改めてキャリアをスタートするインセンティブが働きにくくなるってこと。
最初の職場が快適なのに、どうしてまた0から他の仕事を始めないといけないのかわからなくなってくるんです。
いわゆる現状維持バイアスと言われるもの。
この思考の癖には本当に気をつけたほうがいい。
なので、私のオススメとしては、最初のバイトで居心地良いと感じるまでには至っていないけれど、ある程度仕事の流れやどのタイミングで何をするのか、またモノが置いてある場所などが分かってくるなど業務的に慣れてきた段階で、敢えて他のバイトにもトライしてみる、ということ。
☆☆☆☆☆☆☆
時給や家から職場の距離、拘束時間や実動時間など、バイトを始める上で考えるべきことは色々ありますが、そういうことだけでなく今回のこのエントリのようなことも考えた上で、戦略的にバイトを選んでみるのはどうでしょう、というご提案。
以上、Akkyでした。
生き方ランキング
そこで、今回はバイト選びについて書いてみます。
☆☆☆☆☆☆☆
最近、大学生の方達と接する機会が多いのですが、彼らはかなりの割合で
アルバイトを1か所でしか行っていない
んです。
私はこの状況はめっちゃもったいないと考えます。
なぜなら、
他の選択肢が無いってことは、その仕事内容が自分にとって価値があるか、あるいは向いているかどうか分からない
から。
つまり、
ジャンルの異なる仕事をすることによって、自分がどんな仕事にやり甲斐を感じたり楽しめたりするのかってことが分かる
んです。
基本的に、選択肢が他にないと、それが自分にとってどんな価値があるのかが理解できません。
この原則は他のことにも当てはまります。
例えば、居住地。
地元から一度も出たことがない人は他のエリアと比べることができないので、地元が自分にとって最適な場所なのかどうかが分かりません。
もっと範囲を広げて考えると、海外に住んだことがない人は日本を客観的に観たり他の国と比べることができないので、本当の意味で日本の長所や短所が分かってないんですよね。
日本のパスポートは世界最強と言われているにも関わらず日本人の70%が海外旅行すらしたことがないってデータもあり、そういう人は結構多いんじゃないでしょうか。
この点において、日本語教師はそのほとんどが海外生活経験者なので、一般の日本人とは異なり若干特殊かも、とか思ったりします。
☆☆☆☆☆☆☆
私は学生時代に、おそらく10個以上アルバイトを経験しました。
イタリア料理店のホール、家庭教師、テレアポ(今はさすがに存在しない?)、チラシ配り、家電量販店のスタッフ、バーテンなどなど。
これらのアルバイトを経験することによって、この仕事は自分には向いてないなとか、自分はこういう仕事には全くやり甲斐を感じないな、などということを理解していきました。
例えばテレアポは、仮に私の電話で契約が成立したとしても私への評価が高くなるなどということはありません。
もっと大きいのが、その仕事をしたところで何らかのスキルが上がるわけではない、ってこと。
私は一石二鳥的なことが好きなので、1日のかなりの時間を充てるバイトで何のスキルも身につかないってことが非常に勿体無いと考えます。
やはりお金を稼ぎながらスキルも身に付くっていうのが理想的。
この点において、日本語教師は私にとって非常に良いお仕事だったと言えます。
そして、同じジャンルの職業でも学べる職場と学びが得られない職場というのがあります。
飲食店などわかりやすいと思いますが、一流ホテルのレストランとそのエリアに競合がいないからってだけで商売が成り立っている設備投資も自己投資も全くしないようなお店とは天と地ほどの差があります。
ホテルのレストランについて書くと、フランス料理と和食とで特に学びが多くなりそう。
ワインや日本酒は種類が多く色々複雑ですし、調理法なども細かい違いがあったりしますし。
ちなみに和食は「煮る」系の調理法の種類が多く、一方のフランス料理は「焼く」系の種類が多いです。
こう考えると、中華料理は料理名がそのまんま料理の説明になっているので、学びという観点から考えると若干弱いかも。
サービスだけでなく将来飲食店を経営しようと思っている人は、私は個人的にそのエリアには存在しないジャンルの料理を提供している店でキッチンとして働くのもいいんじゃないかと考えています。
地方にはエスニック料理や中南米の料理、個人経営のハンバーガー屋、生パスタの店、すき焼きやしゃぶしゃぶ料理、料亭、ピンポイントのスイーツ店(フルーツ大福専門店など)といったお店が少ないという印象を私は持っています。
なので、そういう店を経営すれば競合がいないので、非常に有利なビジネスが展開できそう。
というわけで、そういうお店のキッチンとして働きながら、調理とその周辺のノウハウもゲットできるんですよね。
また、コンピューターのシステム構築の道に進もうと思っている人は、コンビニバイトも有効になります。
なぜなら、コンビニはシステムが利用されてる最前線の現場だから。
コンビニだったら、まあ大体どこの自治体にもありますし。
☆☆☆☆☆☆☆
このエントリの冒頭に書いたように、1か所でしかバイトをしないのは勿体無いです。
ただ、気をつけないといけないことが1つあります。
それは、最初に始めたアルバイトの職場は時間の経過や仕事の慣れと共に居心地が良くなってしまい、わざわざ他の職場で改めてキャリアをスタートするインセンティブが働きにくくなるってこと。
最初の職場が快適なのに、どうしてまた0から他の仕事を始めないといけないのかわからなくなってくるんです。
いわゆる現状維持バイアスと言われるもの。
この思考の癖には本当に気をつけたほうがいい。
なので、私のオススメとしては、最初のバイトで居心地良いと感じるまでには至っていないけれど、ある程度仕事の流れやどのタイミングで何をするのか、またモノが置いてある場所などが分かってくるなど業務的に慣れてきた段階で、敢えて他のバイトにもトライしてみる、ということ。
☆☆☆☆☆☆☆
時給や家から職場の距離、拘束時間や実動時間など、バイトを始める上で考えるべきことは色々ありますが、そういうことだけでなく今回のこのエントリのようなことも考えた上で、戦略的にバイトを選んでみるのはどうでしょう、というご提案。
以上、Akkyでした。
生き方ランキング