akkyの2拠点生活奮闘記

日本語教師 akky が大阪と岡山で2拠点生活を行います。 どういう経緯で2拠点生活をするのか? 実際にどんな準備をするのか? 生活がスタート後は日々の暮らしを綴っていきます。 ご連絡はこちらまで。 → akky.nikyoten@gmail.com 2拠点生活を考えている人はもちろん、都市にしろ地方にしろ1つのエリアでしか生活してこなかった人、特に若い人にもう一方の生活や両者の違いについて知っていただけると嬉しいです。

2018年08月

2拠点生活をやっていて分かってきた「マイカー社会」の弊害

大阪市と備前市を行ったり来たりする2拠点生活を送っていると、備前市にいる時に「ホンマに日本の地方ってマイカー社会だな〜」と感じることが多いです。

まあ2拠点を始める前から分かっていたことではあったんですが、一番ビックリしたのがホームセンターで花苗を買った時に、レジでレジ袋ではなくダンボールを使って作られた小さい箱(しっかりした枠があって、苗がその枠にスッポリ入るカンジ)に入れられて渡されたこと。

これ、例えば大阪に住んでる人はですよね。

私も最初は、「この箱なんだろう?」って思いましたが、多分車に乗せる時用の箱なんです。

レジ袋だと車の中で倒れたりしますが、その箱なら車がカーブに差し掛かった時でも倒れずにスーッと滑るだけです。

私は自転車で行っていたのでレジ袋に変えてもらうように言って変えてもらいましたが、もうここまでマイカー社会が住民の当然の前提なんですよね。


前に、マイカーを所有することのデメリットについて書きました(→地方での生活においても私が多分車を購入しない4つの理由)が、今回はマイカー社会であることの弊害について考えたことをまとめていきます。


☆☆☆☆☆☆☆


1 公共交通機関の衰退

以前も関連するエントリ(→低コストと便益がトレードオフってことを知らずに地域を衰退させる地域住民)を書いたんですが、今回はもうちょっとクリアになってきたので改めて書きます。

有名な話ですが、地方の人は100m程度の移動にも車に乗ったりします。まあ人によって程度問題はあるでしょうけど、備前市でも実際この傾向はかなり強いと感じます。

で、本当に車でしかいけないところに自宅や職場がある場合もありますが、そういう場合は車を使わざるを得ないので私も特に問題だとは考えてません。

今回は、そうじゃない場合。

例えば、自宅から最寄り駅まで徒歩7分、職場からその最寄り駅も徒歩7分。自宅にはマイカーあり。自宅の最寄駅から職場の最寄駅までは間に駅が3つあり、電車の移動だけだと15分。一方、自宅から職場まではよく渋滞する国道を通らざるを得ず、マイカー通勤すると1時間かかる。

図示すると、こうなります。


ブログ 通勤の仕方.001


こういう状況で、あなたなら通勤するのに電車を選びますか?マイカーを選びますか?

これ、おそらく大阪市民は上の電車通勤、備前市民は下のマイカー通勤を選ぶ人がそれぞれ多そう。

そらー公共交通機関は衰退するわ、と思います。

この条件のポイントは「徒歩7分」の部分で、この時間って地方の人にとってはかなり長く感じそう。

あなたの家の家訓ですか?ってくらい、頑なに歩くのを嫌がる人が多いので、毎日7分(1日だと合計28分)も歩くなんてあり得ない、と感じる人が多そうです。


2 生産性の低下

私、これも大きいと思うんです。

車の運転中って、運転するってことだけをしないといけませんよね?

生産性低すぎ。

近年は、一般的に「1つのことのみを行う」ってことが少なくなってきました。

例えば、洗濯機を回しながら部屋の掃除をするとか、ニュースを聞きながら料理を作るとか、音楽を聴きながらブログを書くとか。

料理だと分かりやすいと思うんですが、ご飯が炊き上がってから味噌汁の出汁を取り始める人っていませんよね?

1つの作業が終わって次の作業を始めるなんてことをしてたら、その料理いつ終わるの?ってくらい時間がかかります。

そうではなく、何かが進行している間に別の作業をし、だいたい全ての料理が同じタイミングで完成するように計算し、作業を並行して行うのが普通です。

ながら作業ってやつ。

ところが、車の運転中は他のことができない、っていうかしてはいけなかったりします。

運転中にスマホゲームなんかしてたら、事故を起こす可能性が限りなく高いです。

1の例で言えば、電車通勤を選んだ人は15分間が与えられるため、その時間で他のことができます。

一方、マイカー通勤を選んだ人は運転するしかないっていう・・・


3 他者とのコミュニケーションが減る

これ、ごく最近気がつきました。

最近備前市のJR赤穂線に乗っていて高校生がよく乗っているのですが、高校の同級生同士はもちろん中学校のクラスメイトらしき人ともよく喋ったりしています。

もちろん、彼らの場合は通勤ではなく通学なんですが、これって社会人にも当てはまりそうです。

しかし一方、マイカー通勤だと基本的に1人が多く、通勤中はそのまま運転中であり他者とコミュニケーションする機会は少なくなります。

まあ、電話などでコミュニケーションするってこともあると思いますが、毎日はしないだろうと。


それから、電車通勤だったら仕事帰りに同僚などと飲みに行ったりできますが、マイカー通勤だと基本無理です。

まあ行くことはできますが、お酒は飲めないし駐車場も確保したりなど諸々の制限や手間が発生しやすいです。

家族やごく近しい人以外との関係性は希薄になっていきそうですし、ごく限られた人間関係だけになりそう。


4 足が弱る(特にデスクワーク)

これ、私ふざけてません。

私が備前市で過ごしていて気がついたことの1つに、足が悪そうな人が多いな〜っていうのがあります。

もちろん生まれつき障害をお持ちの方もいるだろうし、病気や怪我でそうなった人もいると思うんですが、それにしても多いな、と。

明らかに大阪市で見かける人よりも備前市は足腰が弱い人の割合が多い、と思っています。


こう思ったのにはきっかけがあります。

岡山市に私より10歳以上年下の30代男子の知り合いがいてもちろんマイカー通勤で車乗るのが大好きで、彼は音楽が好きでよく東京や大阪にライブに行くのだそう。

ただ、そういう時は車ではなく新幹線で行くとのこと。

彼曰く、「東京や大阪ではたくさん歩くから、岡山に帰ってきたら筋肉痛になってる」だそうです。

歩いただけで筋肉痛になった経験、あります?

私、無いです。

ただ、これは特にデスクワークの仕事の人だけで、農業や林業、漁業などの肉体労働をしている人は含まれていません。


老化は足から、ってよく言われてますが、歩いただけで筋肉痛になるような人は将来どうなるんでしょうかね?


5 気づきがない

これにも私はビックリしました。

先月、浦伊部っていう伊部の南に隣り合っている地区があり、そこを自転車でウロウロしていたら「建具屋」さんが結構ありました。

そして、その旨をずーっと伊部に住んでる人に言ってみたところ、「そうなんじゃ!全然知らんかった。」との答えが。

そこで気付いたのが、その人は車移動が常で、車移動すると自転車徒歩で移動してたら気づくようなことにも全く気づけない、ってこと。


これ以外にも、小さいことであれば地元の人よりも2拠点生活を始めてまだ4ヶ月の私の方がよく知ってる、っていう奇妙なことが起きたりしてます。


6 知らないうちにマーケット外に弾かれる(観光地、小売、サービス業など)


そして、過疎化や少子高齢化などが進行している地方都市にとって、最もダメージが大きいのがこれ。

地方に行くと、「車じゃないと行けない」場所に観光地や飲食店や小売店、宿泊施設があったりします。

ただそうなると、そこに旅行しようとしていた人からは「車が無いとダメなんだったら、他の所に行こう」と思われ、そのマーケットから弾かれます。

特に都市部の「車が無くても全く問題ないから家にマイカーが無い人」や「海外からの観光客」。

地方の人にとっては信じられないことかもしれませんが、日本でも都市部のマイカーを必要としていない家庭は、旅行するときは電車とかバスを利用するのが普通です。

また、例えば外国人観光客の立場になってみると自明なんですが、自分が海外旅行に行こうと思っている場所があって、そこは車が無いと不便な場所であるってことが分かった場合、そこに行きますか?ってことですよね〜

言葉もよく分からず交通ルールも異なる国で、わざわざレンタカーを借りて旅行します?


これは移住希望者もそうで、いきなり限界集落みたいな所に移住しようとする人は多くなく、そこそこ便利な所が好まれます。

なのに車が無いと普通に生活できないってことが分かったら、おそらくその候補から外されます。


これらはつまり、海外旅行客や移住希望者のマーケットから弾かれることを意味するわけです。


移住相談会に行くとそこの自治体の人に必ず言われるのが、「ウチのほうは車が無いと不便なんですよ〜」という言葉。

悪気は全く無いし実際生活して行く上でそうなんだと思いますが、あまりに無邪気過ぎます。

その言葉は、この6の内容も含んでいると理解したほうがいい。


そのコメントをすることによって、選ばれなくなる可能性もあるんです。


☆☆☆☆☆☆☆


マイカー社会っていうのは、ある時代までは地方にとって必要不可欠であったかもしれませんが、もう平成も終わろうという今は必ずしもそうでは無くなってきてます。

でも、地方に行くとそれに気付いてない人があまりにも多い!

そう感じたので、このエントリを書いてみました。


以上、akky でした!


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岡山県の美味しい店 備前市日生・和食「磯」瀬戸内海最強の生物なのに数が減ってる「シャコ」がいただける店

私、好きな魚介類ベスト3の中にシャコが確実に入ります。

備前市への移住の理由の1つとして、「シャコをたらふく食べたいから」っていうのもありました。

ところが、以前日生に行った時に「最近シャコが減っている」という衝撃的な事実を耳にして、真剣に「えっ?備前市への移住は見直そうかなぁ・・・」ってなるくらい好きです。


 関西ではあまりメジャーではないシャコなので、ずーっと関西に住んでる留学生で全く見たこともないって人もいそう。

岡山では昔からわりと一般的な食材で、昔は初夏から夏にかけて母親がでっかいアルミの鍋いっぱいに魚屋さんで買ってきたシャコを茹で、みんなで黙々とハサミで殻を切りながら剥いて食べてました。

以前はそれくらい普通の食べ物だったのに、最近はほとんど獲れなくなっているとのこと。

そこで、その原因を探るためにネットで調べていたら、個体減少の理由とは関係無いけどショッキングなシャコの生態が判明したんです。

それらが、こちら。

シャコパンチは地上最強!?生物界トップレベルの衝撃の強さの秘密に迫る!

シャコが甲殻類最強だと言われるのに十分な理由

なかなかすごくないですか?

そんな危険な生き物だったとは・・・ 


それにしても

  • シャコがパンチを放つ時に、衝撃波と同時に光の波を発生させ、さらにその現象をそのルミネッセンスという
  • シャコがパンチを放った時に、周りの海水が一瞬沸騰する

とか、 あたかも中二病をこじらせた人が思わず編み出してしまったのかとも思えるくらいのシャコのスペックですが、ホンマにそうらしいですね。

パンチを繰り出した時に光るのなんて、完全に聖闘士星矢の獅子座のアイオリアだし、2つ目のリンクの2つ目のシャコの画像なんて「新世紀エヴァンゲリオン」(テレビ版)ぼ第4の使徒「シャムシエル」じゃん。 


☆☆☆☆☆☆☆


まあ、最強伝説はこれくらいにして。

昨日、また行ってきました。日生(ひなせ)。


駅前の観光協会でレンタサイクルを借りる際に色々世間話をsいた中でシャコが出てきたので、食べることができそうなお店を聞いてみたところ、「磯さんに行ったらもしかしたらあるかもしれません。でも確実にあるとは言えないんですけど。」とのお話を受け、一縷の望みに賭けて自転車で移動。


到着し、入店。

この段階ではシャコがあるかどうか分からなかったので、お店の外観は撮影しませんでした・・・


メニューの一部がこちら。

日生 磯 メニュー1


あるやん、シャコ!「ゆでしゃこ」って書いてあります。

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ちょっと想定していたランチの金額より高かったのですが、シャコが食べられるとあって「磯料理」をオーダー。


まず、シャコがドカンと到着。

ゆでしゃこ1 日生 磯


なかなか気取らないカンジ。

シャコの左にあるのが、ガラエビっていう瀬戸内でよく獲れる小エビです。


お茶の左にある小皿にはポン酢を入れ、ハサミが乗っかってるお皿はガラ入れで、ハサミでシャコを部分的に切って剥いた殻をここに入れます。

シャコを食べたことがない人や、食べたことはあるけどゆでしゃこの殻を剥いたことがない人のための切り方のチュートリアルがこちら。

シャコの切り方 日生 磯


私もあまりにも久々すぎて若干忘れ気味だったのでこの絵を見たんですが、一瞬で思い出して切り&剥きに専念。 


その結果がこちら。

剥いたシャコ 日生 磯


これを見た店員のおねえさんに、「めっちゃキレイ!」って言われました。

ただね〜、私って岡山県民なんでこのくらいは普通なんですよね。

おナメにならないでってカンジ。

以前「秘密のケンミンショー」で岡山県民にシャコを剥かせたらどうなるか?っていう企画をやってましたけど、かなりの確率でキレイに剥けてましたからね。


でも店員さんからそういうコメントが出るのは、岡山以外の地域からのお客さんがなかなかキレイに剥けないのを何度も目にしてるからなんだろうな、とは思いました。


そして、こちらの「磯」さんがすごいのはシャコだけではありません。

ちょっと画像貼っていきます。

お造り盛り合わせ
お造り 日生 磯


穴子の天ぷらと盛り合わせ
穴子の天ぷらと盛り合わせ 日生 磯


ご飯と蟹の味噌汁、手作りの漬物
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アシアカエビの磯焼き(画像がボケててすみません)
アシアカエビの塩焼き 日生 磯



めっちゃ旨そうでしょ?

実際美味かったです。


その旨さはなんと言っても「食材の鮮度が高い」から!

上の画像では分かりにくいかもれないんですが、イカの刺身なんてほぼ透明でした!

イカのお造り 日生 磯


これ、分かりますかね?

ちなみに左の白身のお刺身は「スズキ」です。

関西ではこの時期にお造りではなかなかいただけない種類です。


でも逆に考えると、大阪駅から2時間かからない移動でこれだけ新鮮な魚介がいただける店、ってことでもあります。


接客については、なんとなく「韓国の飲食店って、多分こんなカンジなんだろうな〜」っていうイメージ。

日本のそこそこのホテルのホスピタリティを要求する人には向いてませんが、率直に色々コミュニケーションをとりたい人にはお誂え向きです。


いや〜ごちそうさまでした。

最近は岡山でシャコを食べると、冷凍モノで噛むと水分がジュワーって広がる系の私的にはまずいモノしか当たってなかったので、こういうゆでたての美味しいシャコが食べられる店があるってことを知ったのは収穫でした。

また、日生に来る理由が1つ増えました。


以上、akky でした!


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もう1人の友人の誕生日に贈った備前焼

自分の誕生日もそうなんですが、7月下旬から8月中旬まで友人の誕生日が続くんです。

で、その中の何人かとは「誕生日ごとに集まるのも大変だから、一遍に全員の誕生日パーティーをやってしまおう!」という話になり、効率的に1回の集まりで全員の誕生日を祝うようになりました。

今回は、私と2人の友人とが集まりました。

そこで、あらかじめ選んでおいた備前焼をその2人にプレゼント。


☆☆☆☆☆☆☆


前回の記事(→私が器として備前焼を普段使いする5つの理由)で、既に紹介した「注器&お猪口2つ」以外に、もう1人の友人にプレゼントしたのがこちら。

備前焼 くり抜き1


あ、ここ飲み屋なんでちょっとおつまみなんかも写っちゃってますね。

他の画像も何枚か貼っていきます。

備前焼 くり抜き2


こちらは底部分。

備前焼 くり抜き 底


備前焼 くり抜き3


いかがでしょう?

ちょっと一般的な備前焼のイメージとは違いませんか?

だからこそ、私はこれを選んだんですけど。

この作品もメタリックな質感でゴツゴツしていてイイ感じなのと、誕生日だったのが男子だったのとでこれを選んだんです。

作家さんの話によると、一般的な作品は電動ろくろを回して作るんですが、こちらは作家さんがまず土の塊を作り。中をくりぬいて作られたのだそうです。

その作家さんによると「すっごいめんどくさい」作り方なんだそうです。

そういう作り方だから、ゴツゴツして無骨な印象なんですね〜

なかなか男前な作品です。


☆☆☆☆☆☆☆


誕生日プレゼントに「器を贈る」なんて、ちょっとオトナ感あります。

まあでも、こういう発想が生まれたのも、備前市に住んでいるからこそ。

大阪だけで生活してたら思いつかなかったかも。


2拠点生活してると、本当に色んな変化があり楽しめます。


最近徐々に自分が普段使いする備前焼も増えてきているので、また数がまとまってきたら紹介します。


以上、akky でした!


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私が器として備前焼を普段使いする5つの理由

私は実家が備前市の近くってこともあり、割と小さい時から家に備前焼があるのが普通でした。

ただ、花瓶とか酒器とかがメインで、あまり器として使ったことはなかったんですよね。

でも今回備前市でも生活するようになり、徐々に備前焼を器として使う頻度が高くなってきつつあり、それで気づいた備前焼を普段使いするメリットが理解できてきたので、シェアします。


☆☆☆☆☆☆☆


1 どの器も一点物

備前焼というのは釉薬をかけて焼く焼き物とは違い、そのまんま焼きます。

その結果、乾かす段階で変形しやすかったり焼いてる段階で表面が変質しやすかったり、1つ1つが非常に変化に富んでいて二つとして同じものがありません。

つまり、一点物ってことです。

これは非常に価値が高いことなんですよね。

自分しか持ってないってことだから。


2 頑丈で壊れにくい

これも普段使いする上では欠かせないポイント。

備前焼は、放り投げても割れないって言われてるくらい丈夫で、割れたり欠けたりしにくいんですよね。


3 酒が旨くなる

私も含めて、私の周りには酒飲みが結構いたりします。

彼らの行動を見ていると、どうすれば酒が旨く飲めるかという研究に余念がありません。

そこで、この備前焼。

備前焼は内部に微細な気孔があり、若干の通気性が生じ、この通気性が酒をまろやかにコクのある味にするそうです。

なので、一時期備前焼の焼酎サーバーが流行りましたよね?

で、こないだ日本酒好きの友人に誕生日プレゼントに購入した酒器。

備前焼 酒器1


一応スマホじゃなくてちゃんとしたカメラで撮影したんですけど、表面がちょっとメタリックな質感なの分かります?こういうの好みなんです。

で、焼き物は中側も鑑賞ポイントだそうなので、中も撮影。

備前焼 酒器2


ちなみに、これは店でセット販売してたものではなく、全てバラバラに売られていたもので近い感じを私が選んで買いました。

私は個人的に、こういう酒器以外では備前焼はワインのデキャンターに使えるんじゃないかと考えてます。

ソムリエの資格を持った友人に言わせると、「でも色が外から見えないと」なんだそうですが、デキャンタージュしてる時は特に色を見て楽しむ必要は無いので、特に問題ないと思うんですけど。


それともう1つ個人的に考えてるのが、備前焼で作るサングリア。

幸い、岡山はフルーツ大国で、果物は豊富にあります。

で、ちょっと形が悪い桃とかを安く手に入れて、サングリアにするっていうアイデア。

私が調べた限りでは、「桃」って料理に使うにはあんま向いてません。

フレンチで無いことも無いんですが、他の果物でも代用できそうだしそっちの方が美味しそうです。

なので、桃をサングリアにするっていうのは良いんじゃないかと。


サングリアって結構自由で、基本どんな果物を使っても良いらしいので、色々備前焼の容器で試してみたい。


4 花瓶の花が長持ちする

私は今まであんまり家に花を飾るって習慣がなかったんですが、先日備前焼の花瓶を買ったのをきっかけに色々花を飾ってみようかと。

せっかくなら長く楽しみたいので、そういう時にこの備前焼がうってつけ。

備前焼は水が程よく染込むため、水と器の温度が同じになり、水が長持ちするそうです。


この特徴は昔から知られていたようで、戦国時代に戦で武将が籠城する時に備前焼の水瓶が重宝されていたそうです。

豊臣秀吉は備前焼が好きって理由もあったようなんですが、他の武将がそのような使い方をするのを嫌って、備前焼の作り手を一箇所に集めて支配したそうです。

なので、災害時にも備前焼があったら役に立ちそうですよね。

ちなみに、お手頃価格でこういうものも売ってます。

備前玉


これ、水の中に入れておくと水が美味しくまろやかになるので、私は出汁をとる用の水に入れて使ってます。


で、この最後の理由が私には最も大きい理由です。


5 食洗機にかけられる

これ、相当便利です。

私はそれまで、備前焼の食器は職人さんが作ったたわしで洗ってました。

なぜなら、スポンジで洗うと備前焼の表面の小さい突起が引っかかって洗いにくいから。

でも、食洗機にかけられたら良いな〜と思っていて、恐れ多いことだと思いながらも作家さんに恐る恐る聞いてみたところ、「私、毎日食洗機にかけてるよ。」と言われ、それ以来食洗機で洗ってます。

ただ、食洗機に入れる時には割れやすいガラス製品などは備前焼のそばに配置しない方がいい、とのことです。



この記事を書く前は、備前焼を使うメリットって視点で書こうと思ってたんですが、それだとただのPRっぽくなってしまうので、私個人の感想として書きました。

主観的な内容の方が、読者の方に届きやすいと思うので。


以上、akky でした!


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