akkyの2拠点生活奮闘記

日本語教師 akky が大阪と岡山で2拠点生活を行います。 どういう経緯で2拠点生活をするのか? 実際にどんな準備をするのか? 生活がスタート後は日々の暮らしを綴っていきます。 ご連絡はこちらまで。 → akky.nikyoten@gmail.com 2拠点生活を考えている人はもちろん、都市にしろ地方にしろ1つのエリアでしか生活してこなかった人、特に若い人にもう一方の生活や両者の違いについて知っていただけると嬉しいです。

神社と寺

備前市吉永の田倉牛神社で初詣

のっけから私ごとで恐縮ですが、私、大阪市内で引越しを行いました。

で、去年までは前の家のこじんまりした神社へ初詣に行っていましたが、引っ越して一番近所の神社が割と大きくて年明けに近くを通ったら結構な人だかりだったこともあり、今年は丑年ってことも重なったのでせっかくだし備前焼の牛がたくさんいる田倉牛神社(たくらうしがみしゃ)へ初詣に行くことに。

というわけで、大阪から備前市の吉永駅に移動。

所要時間は2時間10分くらい。 

駅に着き、Google Map で場所を確認してからてくてく歩いて田倉牛神社へ。

まあまあ遠くて、徒歩25分くらいかかったかも。

到着すると、神社の幟がお出迎え。

田倉牛神社 幟


もっと人少ないかと思ってましたが、想像以上に参拝客の方は多かったです。 

屋台なんかも出てました。

田倉牛神社 参道


田倉牛神社 屋台



こちらの田倉牛神社は天下泰平、五穀豊穣とともに疫病退散にご利益があると言われている牛頭天王という神様が祀られており、今年の初詣にはうってつけじゃないかと。

牛頭天王が祭神の神社は拝殿が無いのが一般的らしく、かなり変わった造りでした。

 
参り方は、まずは参道にある天牛舎で備前焼の牛像(ろうそく1本・線香1本付き)を購入。

因みに私が購入したのはこちら。 

田倉牛神社 牛像


そして、その像を牛塚にお供え。 

こちらが、その牛塚。

田倉牛神社 牛塚


で、牛塚の中の他の牛像を一体持ち帰ります。 

そして、念願成就したタイミングや次の年の正月に借りていた牛像にその時に新しく購入した像を添えてお供えします。

私が持ち帰った牛像。

田倉牛神社 牛像2


結構像によってデザインや表情、色などが異なってました。

神社の鳥居をくぐってすぐのところに鎮座する巨大な牛像。

田倉牛神社 牛の像


ここにもたくさんの牛像が供えられています。

また、こちらの神社も備前市の他の神社と同様、狛犬は備前焼です。

田倉牛神社 狛犬 備前焼


狛犬と牛とのなかなかシュールな組み合わせ。 


☆☆☆☆☆☆☆


ここからは、この時に私が考えたことを書いていきます。

初詣に来る直前、大阪市内で電車や地下鉄では行き着くのが難しい場所に買い物に行きました。

ところが、この移動には全く不便さを感じなかったんです。

それに対して、実は初詣の後に備前市役所に行こうと思っていたのですが、どう頑張っても役所が終わる17時までに間に合いそうもなく、こっちでの移動はめっちゃ不便だなって感じたんですよね。

同じ電車では行きにくい場所(むしろ厳密には備前の方が電車を乗り換えれば到着可能) であるにもかかわらず、一方では不便さを感じずもう一方ではめっちゃ不便だと感じたのには、何が違ったのか分かります?

ちょっと考えてみてください。


何が決定的に異なるかというと、

ある程度本数のある路線バスの有無

です。 

もちろん備前市にも市営バスがあり、民間の宇野バスも走っています。

でもね〜絶望的に本数が少ない!

うろ覚えですが、市営バスは2、3時間に1本くらいのペースだったと思います。

吉永駅は市役所がある西片上には直線距離だとそんな遠くないんですが、

本数が少ない=選択肢が少ない

ってことになり、私が吉永駅に戻って次のバスに乗ったとしても西片上に到着する時間が17:01だったので、間に合わないんです。

JRを利用して、吉永から山陽本線で相生に行き赤穂線に乗り換えて西片上に行くってシミュレーションでも調べてみましたが、それだともっと遅くなっちゃいます。

それに加えて、地方では

バスの路線自体が少ない=バス停が少ない

ので、バス停まで遠いってことが多くなります。 

大阪の新居からバス停まで徒歩1分くらいだし降りたバス停から目的の店までも徒歩2分です。

これらのことを総合して考えたのは、

備前市のような自治体で公共交通機関のみで移動した場合、行動が制限され生産性が下がる

ってこと。

移動に時間が取られる結果、できることの数量が少なくなるとも言い換えられます。

かといって、マイカーで移動すれば行動の生産性が上がるかというと、そうでもありません。

なぜかというと、

1 国道2号線は未だに上りも下りも1車線ずつで、時間帯によっては渋滞が慢性化してるから

2 当然ながら運転中は運転しかすることができず、「ながら」で何もできないから


です。

私はなんとなく、備前市の停滞感とか閉塞感といったものの原因は、このあたりの生産性の低さにあるような気がしますが、それはまた改めて記事にしたいなと。


☆☆☆☆☆☆☆


それはそうと、西日本では松の内は15日なので、丑年の今年まだ初詣をしていない方は田倉牛神社へ参拝に行ってみてはいかがでしょう?


以上、akkyでした!


生き方ランキング 

伊部と大内の間から山を登って、「大滝山福生寺西法院」に行って紫陽花を見てきた

未だに梅雨入りしていない中国地方ですが、備前市の代表的な紫陽花スポットでもある「大滝山福生寺西方院」に行ってきました。

自宅からチャリンコで行ったのですが、これ以上の勾配は自転車では無理ってところまで行き、あとはえっちらおっちら歩いて登ることに。

で、歩いていた時にふと横を見ると、石棺らしきものが!

備前市 大滝山福生寺 石棺


同じ岡山でもウチの実家のほうでは、こんなの見たことありません。備前市ならではなんでしょうか。 

ここから5分くらい歩くと、仁王門が見えてきました。

備前市 大滝山福生寺 仁王門


立派な門構えです。 

ここを越えて程なく、本堂が見えてきました。

備前市 大滝山福生寺 本堂1


ここは、鑑真和尚が開いたと言われている由緒あるお寺です。 

備前市 大滝山福生寺 本堂2



大師堂もあります。 

備前市 大滝山福生寺 大師堂



本堂から登ってきた道のりを振り返ったら、こんな景色でした。 

備前市 大滝山福生寺 景色



以下、紫陽花の画像をガシガシ貼っていきます。 


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いかがでしょうか? 


確か、全部で60種類くらいの品種の紫陽花があるそうです。

紫陽花って日本の固有種で、基本的に西洋紫陽花は昔シーボルトが紫陽花を大変好んで、持って帰国してから品種改良されたと聞いたことがあります。


来月の頭までが見頃だそうなので、観賞したい人はお早めにどうぞ。


以上、akkyでした!


生き方ランキング 

西片上と伊部の間にある、天平年間に行基が開基したとされる「御滝山真光寺」に行ってきた

今日の天気、晴れの国岡山も真っ青なくらいの雨&雷だったので、ちょっと気分を変えるためにも天気が良い日に行った「御滝山真光寺」のご紹介をします。

このお寺は、天平年間(729〜749)に行基によって開基されたと言われている、岡山県でもかなりの古刹です。

真言宗なので、平安時代は密教道場として栄えたそうです。

 
こちらが国道2号線沿いの入り口の門。

御滝山真光寺 入り口


で、こちらが全体像。 

御滝山 全体

三重塔が隠れちゃってますけど・・・


紫陽花も綺麗に咲いてます。 

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こちらも木漏れ日の下の紫陽花&ガクアジサイ。 

紫陽花&ガクアジサイ


六月って感じ。 


こちらが多分本堂。

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で、真ん前の棒には、梵字(サンスクリット語)が!さすが真言宗! 

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意味全然分かんないですけど。


で、こちらが三重塔。

御滝山真光寺 三重塔1

御滝山真光寺 三重塔2



かなり立派な風格なんですが、若干色落ちが気になるところ。 でも、塗り直すにもかなりコストがかかるんでしょうね。


☆☆☆☆☆☆☆


前にも書きましたが、備前市って神社&お寺の密度が相当高いです。

なので、そういう神社&お寺めぐりが好きな人で、奈良や京都とはまた違った場所の雰囲気を味わってみたい人にとって、備前市ってうってつけじゃないかと思うんです。


以上、akky でした!


生き方ランキング  

備前市西片上にある、最近改修が終わった超立派な「正覚寺」で観賞した黄菖蒲(キショウブ)

今日は、お誘いがあったので備前市西片上にある、最近改修工事が終わった「正覚寺」に行って来ました。

お目当は黄菖蒲(キショウブ)で、それはそれで非常に見応えがあったのですが、お寺自体が想像以上に立派だったので、今回はそちらの紹介から。

こちらが門です。

正覚寺 門



浄土真宗本願寺派です。 


全体の佇まいはこんな感じ。

正覚寺 西片上



この段階で立派です。 鐘楼まであるし。

なんでも、今の住職さん21代目だそう。


そして、中に入らせてもらいました。

正覚寺 中1


さすが浄土真宗。キンキラキンです。インスタ映え必至。

正覚寺 仏像


キラキラしてます。


そんで、欄間がまたすごい!

正覚寺 欄間



孔雀?鳳凰?どっちだろ?聞くの忘れました。
 

横から見ると、こんな感じ。

正覚寺 天井2


akky家は臨済宗で、こういうのってほとんど見たことないので超新鮮。
 

欄間の向こうの天井には、花の絵が。

正覚寺 天井


すごい仕事ですよね〜 


厨子?掛け軸?もあります。

正覚寺 厨子


こういうモノの名称を知らないってだけで、私の教養のなさが露呈しちゃいます。 

 
屏風まで立派すぎる。

正覚寺 屏風


私日本語教師なんですが、何が書かれているのか意味が全くわかりません・・・ 


備前市に来て教養が深い人にお会いするたびに、自分の無教養さに向き合わざるを得なくて凹みます。

こちらの住職さんも色々なことをよくご存知で、話を聞いてるだけで楽しかった!


☆☆☆☆☆☆☆


で、本題のキショウブ。

まず、境内の池に来たら見える風景。

正覚寺 キショウブ1


もともともっと色々な色のショウブが植えられていたそうなんですが、外来種であるキショウブが他を駆逐してしまうくらい強い花だそうです。 

正覚寺 キショウブ2


私の中では、ショウブといえば紫に近い青ってイメージが強かったので、黄色って意外なイメージ。 


違う地点から撮った画像。

正覚寺 キショウブ3


で、上の位置から撮った画像。

正覚寺 キショウブ4


そういえば、 私たちがお話を聞いてた時に、Googleのカメラマンさんもちょうど来ていて、撮影されてました。

で、その人が撮ってたのと同じアングルがこちら。

正覚寺 お堂


私は素人だし今回はスマホのカメラで撮ったので、出来は雲泥の差だと思いますが、この欄干の中にキショウブが写ってるんですよね。


☆☆☆☆☆☆☆


番外編として、まずはユウギリアヤメ。

正覚寺 ユウギリアヤメ


こんなアヤメ、初めて見ました。 


そして、鬼瓦。

正覚寺 鬼瓦


こんな鬼瓦も初めて見ました。 

こういう鬼瓦を今作れる人って、日本に何人くらいいるんだろ?


☆☆☆☆☆☆☆


もし備前市西片上に遊びに来てこちらのご住職にお願いしたら、多分快くお寺の中を見せてくれると思います。


こういうのが好きな私の元学生の人で、来たいって人がいたら是非案内しますよ〜


以上、akky でした!


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西片上の「ゆうゆう舎」さんで超健康的なランチを食べて、桜が満開の大内神社に行ってきた

今日、東片上に用事があり、その用事が終わったのがちょうどお昼時だったので、西片上まで移動しご飯食べるところを探していると、「ゆうゆう舎」って看板で何やらランチメニューらしき看板が目に留まり、詳しく見てみると美味しそうだったので、そのお店はお初だったんですが入ってみることに。

その看板はこちら。

ゆうゆう舎 ランチメニュー


私のイメージでは、ホイル焼きって鮭とか鱈など魚介のイメージだったので、ささみって珍しいなと興味を引かれたのもあります。 


このゆうゆう舎さんは正確に書くと食堂ではなく、もともと薬局だった所で木金だけランチ営業をなさっている場所なんです。


また後で画像を貼りますが、超健康的なランチでご飯が玄米みたいな店に私くらいの年齢は珍しかったらしく、客層は割と年配の全員女性で、私が入ると一気に全員から注目を浴びました。


で、程なくして出てきたのがこちら。

2019年4月11日 ゆうゆう舎 ランチ


普通に美味そうでしょ?

これで700円なんです。コーヒーつけてもプラス100円。


味もこの辺りにしては上品な味付けで、飽きが来ない感じのちょうどいい塩梅のお味でした。


あと、お味噌汁も自分で作ると具が2〜3種類程度になりがちですが、色々入っていてお得感ありました。


それと、菜の花を茹でるのって結構難しくて、私がやると大体ボイルオーバーになりがちなんですが、こちらの菜の花は程よく固さが残っていて初めての食感でした。


店の方と少し話をし、店を後にして向かったのは大内神社。

以前のエントリ(→備前市香登(かがと)の大内神社に行ってみて浮かんだ「備前市が神社などで観光客を呼び込む」アイデア)でもこの神社について書いたんですが、今日は東片上に行く途中前を通り、桜が満開になってたので、帰りにもう一度寄ろうと思ってました。


参拝をし、ミラーレス一眼で上のほうをとったのがこちら。

2019年4月11日 大内神社 桜


綺麗ですよね〜

 
そして、この上に上がっていき、他のお社にも参拝した後で振り返って南側をGopro7blackで広角撮影したのがこちら。

2019年4月11日 大内神社 桜 GOPR0


見晴らしいいでしょ? 

今日はちょっと1日を通してビミョーな天気だったんですが、この時は晴れててよかったです。


ところで、バイトくんたちとの今週末の花見はどうなるのか?

1人にみんなのスケジュールを問い合わせてるんですけど、返事が未だになく流れるかもしれません。


ちょっとまた連絡してみます。


以上、akky でした!


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西片上から伊部へ 宇佐八幡宮〜妙圀寺〜太閤門

ちょっともうだいぶ前のことになってしまうのですが、夏真っ盛りの時期に西片上駅から伊部駅まで歩いてみました。

私は今ほど京都に外国人観光客が殺到するまでは、神社・お寺が好きでよく京都に行ってました。

もう最近は、京都のどこに行っても観光客だらけで進むのも時間がかかるほど人が多いので、あまり行かなくなってしまいました。

が、備前市にも神社・お寺が結構あるんですよね。

あまり詳しいことは分からないんですが、備前市って古墳時代前期までは大和朝廷とは別の勢力であった「吉備」の重要なエリアだったせいか、かなり寺社仏閣(特に神社)が多いんですよね。

岡山の別地域にある地元に比べても、神社・お寺の数が多いと感じます。


なので、この時はそういう場所を巡ってみようと思い、徒歩でえっちらおっちら歩いてみたんです。


まずは、西片上駅近くの宇佐八幡宮。

宇佐八幡宮 西片上 入り口


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私、こういう「境内まで急な長い階段」がある神社って憧れだったんですよね。

うちの地元にはこの手の神社が無かったですし。


狛犬は、もちろん備前焼!

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なかなか他の場所では見られません。

 
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なかなか良くないですか? 


次は、西片上からテクテク歩いて、西片上と伊部の中間地点くらいにある妙圀。 

妙圀寺

妙圀寺 2


なかなか立派です。 


仁王門もあります。

妙圀寺 仁王門1

妙圀寺 仁王門2


ここからがお寺の画像。

妙圀寺3

妙圀寺4

妙圀寺5


これは灯籠ですね。

妙圀寺 灯篭


龍もいます。

妙圀寺 龍


良くないですか? 

本当に立派なお寺でした。


最後は、このお寺のほど近くにある太閤門。

太閤門


こういうのが好きな人は、相当満足できる場所だと思います。 


以上、akky でした!


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