今まで鉄道が廃線になった経緯を見てきて、私は
地元住民は普段電車を利用しない割に、いざ減便したり廃線への動きが起きると文句だけは言う
っていう印象を残念ながら持っています。
以前にもこういうエントリを書きましたが、
本当にマイカー社会の人って頑なに電車を利用しないし、それによってもたらされるデメリットが大きいってこととそれに気づいていない人が多いんですよね。
そこで今日は、上記のエントリ以外の将来的に起こりうるデメリットについて書いてみたいと思います。
こんなニュースがありました。
このニュースを読んで、あなたはどう思いましたか?
私はおそらくモノの見方が「過去→現在」ではなく「現在→未来」志向なので、そらそーだよねと改めて思っただけになりました。
多分、人口が少ない自治体を走っているJRのメインユーザーって高校生じゃないですかね?
このことは、
電車が減便したりして不便になると最も割を食うのが高校生
ことを意味します。
また、
大人が電車を利用しないことによって、若い世代にその皺寄せがいっている
とも言い換えられます。
赤穂線も御多分に洩れず、通勤通学や下校や退勤の時間以外は、お年寄りがメインでその他の世代がチラホラって感じで閑散としている状況が見受けられます。
そこで、電車利用が少ないエリアに住んでいる「大人」の人にイメージしてもらいたいことが1つ。
それは、
その電車の沿線にある高校が廃校になってもその路線は存続しうるかどうか?
です。
地元高校が廃校になるなんてありえない、あるいはまだ遠い将来の話って思ってます?
統計によると、高校の総数は平成2年に5518校(国立17、公立4182、私立1319)と最大になりますが、令和2年では4874校(国立15、公立3537、私立1322)です。
この数を見て気づいたことはありますか?
そうです!
国立と私立はほぼ横ばいなのに対して、
公立はかなり減少してる
ってこと。
地方の公立高校の中には定員割れする学校もジワジワ増えてきてますし、既に言われている大学全入時代のように高校も全入に近い状況になってくるのも時間の問題では?
そうなると、現在存続している公立高校が全て残るというのは考えにくいです。
実際に岡山県でも人口があまり集中していない県北では、既にいくつかの高校が廃校になっています。
こういう動きもありますし。
近い将来、他にも同様の選択をする高校が出てこないとも限りません。
このように考えてくると、電車のメインユーザーである高校生がゴソッといなくなるってことにも。
もしそうなった時に、電車、備前市だとJR赤穂線を維持できるのでしょうか?
地元住民が利用しない以上、本数を減らされたり走行距離を短くされたり(終点までではなく途中の駅までしか走行しない)されても文句は言えないでしょうね。
JRも利潤を追求する、民間企業なので。
そこでちょっと私が思ったのは、備前市だと備前市外に住んでる市職員が多いとのことなので、そういう人対象に「電車通勤」を奨励してはどうでしょう?(既におこなってたらすみません)
電車通勤の人には、通勤手当を手厚くするとか。
もうね、大人の電車利用をどうにかして増やすしかないと思うんですよね。
あなたは、どう思いますか?
以上、Akkyでした!
生き方ランキング
地元住民は普段電車を利用しない割に、いざ減便したり廃線への動きが起きると文句だけは言う
っていう印象を残念ながら持っています。
以前にもこういうエントリを書きましたが、
本当にマイカー社会の人って頑なに電車を利用しないし、それによってもたらされるデメリットが大きいってこととそれに気づいていない人が多いんですよね。
そこで今日は、上記のエントリ以外の将来的に起こりうるデメリットについて書いてみたいと思います。
こんなニュースがありました。
このニュースを読んで、あなたはどう思いましたか?
私はおそらくモノの見方が「過去→現在」ではなく「現在→未来」志向なので、そらそーだよねと改めて思っただけになりました。
多分、人口が少ない自治体を走っているJRのメインユーザーって高校生じゃないですかね?
このことは、
電車が減便したりして不便になると最も割を食うのが高校生
ことを意味します。
また、
大人が電車を利用しないことによって、若い世代にその皺寄せがいっている
とも言い換えられます。
赤穂線も御多分に洩れず、通勤通学や下校や退勤の時間以外は、お年寄りがメインでその他の世代がチラホラって感じで閑散としている状況が見受けられます。
そこで、電車利用が少ないエリアに住んでいる「大人」の人にイメージしてもらいたいことが1つ。
それは、
その電車の沿線にある高校が廃校になってもその路線は存続しうるかどうか?
です。
地元高校が廃校になるなんてありえない、あるいはまだ遠い将来の話って思ってます?
統計によると、高校の総数は平成2年に5518校(国立17、公立4182、私立1319)と最大になりますが、令和2年では4874校(国立15、公立3537、私立1322)です。
この数を見て気づいたことはありますか?
そうです!
国立と私立はほぼ横ばいなのに対して、
公立はかなり減少してる
ってこと。
地方の公立高校の中には定員割れする学校もジワジワ増えてきてますし、既に言われている大学全入時代のように高校も全入に近い状況になってくるのも時間の問題では?
そうなると、現在存続している公立高校が全て残るというのは考えにくいです。
実際に岡山県でも人口があまり集中していない県北では、既にいくつかの高校が廃校になっています。
こういう動きもありますし。
近い将来、他にも同様の選択をする高校が出てこないとも限りません。
このように考えてくると、電車のメインユーザーである高校生がゴソッといなくなるってことにも。
もしそうなった時に、電車、備前市だとJR赤穂線を維持できるのでしょうか?
地元住民が利用しない以上、本数を減らされたり走行距離を短くされたり(終点までではなく途中の駅までしか走行しない)されても文句は言えないでしょうね。
JRも利潤を追求する、民間企業なので。
そこでちょっと私が思ったのは、備前市だと備前市外に住んでる市職員が多いとのことなので、そういう人対象に「電車通勤」を奨励してはどうでしょう?(既におこなってたらすみません)
電車通勤の人には、通勤手当を手厚くするとか。
もうね、大人の電車利用をどうにかして増やすしかないと思うんですよね。
あなたは、どう思いますか?
以上、Akkyでした!
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