先日、こんな記事を見ました。この記事の中に、
と書いてあり、「うーん」って感じ。
あ、ちなみに私が旧閑谷学校へ行った時はこんな感じでした。
私は個人的に、もう世界遺産登録は旧閑谷学校であれ備前市の他の観光地であれ目指さないほうがいいんじゃないの?って考えています。
その理由は、以下の2つ。
1 既に世界遺産の数は多く、今から登録されても旨味が少ないから
2019年現在で、世界の世界遺産件数は1121件だそうです。
かなり多くないですか?
旧閑谷学校が世界遺産に登録されたとしても、その頃にはさらに多くの遺産が増えていることは想像に難くありません。
この世の中、例えばダイアモンドのように数量が少なければ少ないほど価値が上がるものなので、私が大学生の時にホームステイしていたイギリスで観光したカンタベリー大聖堂
くらいなら当時は世界遺産の数も少なく価値も高かったですが、分母が増えてから登録されても観光資源としての価値はあまり上がらないと考えられます。
登録されたとしても差して価値が上がらないことに注力するより、他のことに目を向けたほうがいい。
2 仮に登録されたとして、そこまでのインフラは大丈夫なのって思うから
まず最初に前提として、世界遺産登録を狙うってことは、日本人だけじゃなく海外からの観光客をターゲットにしてるってことですよね?
私の知る限りにおいて、旧閑谷学校までってバスと車以外に足がありません。
でも、バスはあるにしても吉永駅からしか無いので、伊部や西片上からは行けません。
その上、市営バス、こんな感じです。
JRは山陽本線も赤穂線も、旧閑谷学校付近には駅がありませんし。
こんな感じで、外国人観光客が大挙した場合、本当に対応できるの?
定員はどちらも9名だし、おそらく観光客が多く訪れると予想される土日は便数が極端に少なくなってそう。
だからと言ってタクシーで行くにしても、どの駅から行ってもまあまあ金額はかかりそうです。
こう考えると、仮に世界遺産に登録されても公共交通インフラがこんなだと、観光客の満足度もダダ下がりで、それがトリップアドバイザーのレビューに書かれちゃったりしたら、すぐに誰も来なくなります。
備前市の人が今ひとつ分かってないと思うのが、彼らは基本公共交通機関しか使えないんです!
自分たちがマイカーで移動するからというだけの理由で、そこを発想のスタートにしてしまうと、外国人観光客の欲しがっているものとは全く異なる的外れな打ち手を行なってしまいまねません。
☆☆☆☆☆☆☆
1の理由もそうですが、2の理由に関して今からインフラを強化するにしても、おそらく地元住民ファーストの施策が行われ、外国人観光客へのものは二の次三の次になりそう。
それだったら、たとえ世界遺産登録が成功しても上記のような理由があるのだから、いっそのことそういう目標は持たないほうがいいんじゃないの?
私には、そういうことよりも外国人観光客を増やすための方法がいくらでもあるように思えて仕方ありません。
また、その辺はおいおい。
以上、akkyでした!
生き方ランキング
2002年から展開する世界遺産登録運動の成功を誓った。
と書いてあり、「うーん」って感じ。
あ、ちなみに私が旧閑谷学校へ行った時はこんな感じでした。
私は個人的に、もう世界遺産登録は旧閑谷学校であれ備前市の他の観光地であれ目指さないほうがいいんじゃないの?って考えています。
その理由は、以下の2つ。
1 既に世界遺産の数は多く、今から登録されても旨味が少ないから
2019年現在で、世界の世界遺産件数は1121件だそうです。
かなり多くないですか?
旧閑谷学校が世界遺産に登録されたとしても、その頃にはさらに多くの遺産が増えていることは想像に難くありません。
この世の中、例えばダイアモンドのように数量が少なければ少ないほど価値が上がるものなので、私が大学生の時にホームステイしていたイギリスで観光したカンタベリー大聖堂
くらいなら当時は世界遺産の数も少なく価値も高かったですが、分母が増えてから登録されても観光資源としての価値はあまり上がらないと考えられます。
登録されたとしても差して価値が上がらないことに注力するより、他のことに目を向けたほうがいい。
2 仮に登録されたとして、そこまでのインフラは大丈夫なのって思うから
まず最初に前提として、世界遺産登録を狙うってことは、日本人だけじゃなく海外からの観光客をターゲットにしてるってことですよね?
私の知る限りにおいて、旧閑谷学校までってバスと車以外に足がありません。
でも、バスはあるにしても吉永駅からしか無いので、伊部や西片上からは行けません。
その上、市営バス、こんな感じです。
JRは山陽本線も赤穂線も、旧閑谷学校付近には駅がありませんし。
こんな感じで、外国人観光客が大挙した場合、本当に対応できるの?
定員はどちらも9名だし、おそらく観光客が多く訪れると予想される土日は便数が極端に少なくなってそう。
だからと言ってタクシーで行くにしても、どの駅から行ってもまあまあ金額はかかりそうです。
こう考えると、仮に世界遺産に登録されても公共交通インフラがこんなだと、観光客の満足度もダダ下がりで、それがトリップアドバイザーのレビューに書かれちゃったりしたら、すぐに誰も来なくなります。
備前市の人が今ひとつ分かってないと思うのが、彼らは基本公共交通機関しか使えないんです!
自分たちがマイカーで移動するからというだけの理由で、そこを発想のスタートにしてしまうと、外国人観光客の欲しがっているものとは全く異なる的外れな打ち手を行なってしまいまねません。
☆☆☆☆☆☆☆
1の理由もそうですが、2の理由に関して今からインフラを強化するにしても、おそらく地元住民ファーストの施策が行われ、外国人観光客へのものは二の次三の次になりそう。
それだったら、たとえ世界遺産登録が成功しても上記のような理由があるのだから、いっそのことそういう目標は持たないほうがいいんじゃないの?
私には、そういうことよりも外国人観光客を増やすための方法がいくらでもあるように思えて仕方ありません。
また、その辺はおいおい。
以上、akkyでした!
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